Huawei のサブブランドで、現在独立したHonorですがhonor watch GS 3を発表しました。
日本での発売はまだありませんが前作のhonor watch GS Proのグローバル版が日本語対応したり、スペックが兄弟機のhuawei watch GT2 Proとほぼ同じなのに値段が安かったりと注目を集めていました。
そんなHonorが独立後どのようなスマートウォッチをリリースしたのか見ていきたいと思います。
スペック
本体サイズ | 45.9×45.9×10.5mm |
ベルトサイズ | 140-210mm |
重さ | 44g(ベルトを除く) |
ディスプレイ | 1.43インチAMOLEDカラーラウンドスクリーン |
解像度 解像密度 | 466×466pixel 326ppi |
ケース材質 | SUS316Lステンレス |
ベルト | フッ素ゴム、レザーバンド |
センサー | 加速度計、ジャイロセンサー、地磁気センサー、心拍数センサー、周囲光センサー、空気圧センサー、静電容量センサー |
ストレージ | ROM4GB、RAM32MB |
対応システム | Android6.0以降 iOS9.0以降 |
防水 | 5ATM |
衛星測位 | Beidou(北斗)+ GPS + GLONASS + GALILEO + QZSS(みちびき) |
Bruetooth | 2.4 GHz、BT5.0、BLE / BR / EDR |
バッテリー | 通常使用:14日 【使用条件:Bluetooth通話30分/週、音楽再生30分/週、心拍数は常にオン、夜間の科学的睡眠、週平均運動90分(GPSオン)、メッセージ通知(50メッセージ/ 1日、6回の呼び出し、3回のアラーム)、1日あたり200回の画面の明るさ。】 |
特徴
カラーはグローバルボヤージュ(シルバーステン+ブルーレザー)、ストリーマークラシック(ゴールドステン+ブラウンレザー)、レーシングパイオニア(ブラックステン+フッ素加工バンド)の3種類で、ゴールドのステンレスやブルーレザーを採用する辺り非常に高級感があります。
バンドは高級な牛革を使ったカーフレザーとフルオロエラストマーと呼ばれるフッ素加工ゴムを使用。全体的にマテリアルにかなりこだわりを感じます。
ケース本体はSUS316Lと呼ばれるサージカルステンレスを使用。
1.43インチのAMOLEDディスプレイ搭載で、解像度は466×466pixel、解像密度は326ppiです。それでいて時計サイズは46mmとなっているので画面占有率が前作のHonor watch GS Proより増えています。
主な機能としては、心拍測定周波数追跡とAI心拍数デュアルエンジンアルゴリズムを組み合わせた 8チャンネルPPGモジュール内臓の心拍センサーを搭載した心拍測定。最大97%の心拍精度が出るらしいです。
血中酸素濃度測定は24時間測定可能。ストレス測定、睡眠分析、ワークアウトは85のカスタムスポーツモードと10以上のプロスポーツモードを含む100以上のスポーツモードを搭載。
バッテリーは通常使用で14日、GPSモードで30時間使用可能。急速充電にも対応。
測位位置システムはBeidou(北斗) + GPS + GLONASS + GALILEO + QZSS(みちびき)の5システムに対応。
ビジネスのスケジュール、会議のリマインダー、旅行情報、今日の出来事などをすべて時計に同期させ、リマインダーを振動させることも出来るそう。但しこれは中国国内限定の機能になりそうです。
スマートフォンとBluetooth接続した状態でスマートウォッチ単体での通話も可能。忙しくて出られない時には定型のメッセージを送信して拒否することも出来るそうです。
最近流行りのサードパーティ制のアプリにも対応。これも中国用のものが多いらしいので、もしグローバル版が発売されたらここら辺のアプリ開発がどうなるのか気になる所です。
気になる値段ですが、公式ではグローバルボヤージュ、ストリーマークラシックが1499元(約27000円)、レーシングパイオニアが1299元(約23400円)となってます。
正直、先日発表したXiaomi Watch S1が似たような性能、マテリアル(なんならディスプレイはS1のほうがサファイアガラスなので材質が良い)でレザーバージョンが約21000円と考えると少し高い印象です。
更に海外のレビューを少し見ましたが、UIやリフレッシュレートなど前作のGS Proとあまり変わらないようにも見え、Honorが目玉にしている心拍数の精度次第でもその価値は変わってくるかと思いますが、中国限定の機能を除けば目新しい機能もないように感じます。