HUAWEI Band 6とrealme Band 2は非常に本体サイズが似ていて、更に値段も近い事からどちらが良いかと思う人もいるかもしれません。
外観、機能、値段、実際の使い勝手から総合的に判断してどちらがオススメか見ていきたいと思います。
※今回は国内販売されているという点でHUAWEI Band 6を比較対象としますが、画像はHUAWEI Band 6 Proを使用させていただきます。
似たような形で値段も近いし実際どうなの?
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外観、ディスプレイ比較
HUAWEI Band 6 | realme Band 2 | |
---|---|---|
サイズ | 43×25.4×10.9mm | 259.8×24.6×12.1mm (ストラップ込み) |
重さ | 18g(ストラップなし) 29g(ストラップ込み) | 27g(ストラップ込み) |
カラー | ブラック,グリーン オレンジ,ピンク | ブラック |
本体材質 | 耐久性のあるポリマー | ポリカーボネート |
ディスプレイ | 1.47インチ AMOLEDディスプレイ | 1.4インチ TFTスクリーン |
防水 | 5ATM | 5ATM |
解像度 | 194×368pixel 283ppi | 167×320pixel 258ppi |
ウォッチフェイス数 | 200種類(無料) | 59種類 |
まずカラー展開がHUAWEI Band 6が4展開に対してrealme Band 2はブラックの1色のみです。自分なんかはブラックでも問題ありませんが、やはり選択肢が多い方が良いですよね。
又最初に述べたように本体サイズはどちらも似たような大きさですが、realme Band 2はディスプレイ下部にセンサーがあるのでHUAWEI Band 6の方が1.47インチとrealme Band 2の1.4インチより大きいです。
解像度も肉眼で分かるくらいにHUAWEI Band 6の方が良いし、何よりAMOLEDディスプレイなので発色が綺麗で見やすいです。
重さはrealme Band 2が2gほど軽いですが、ほぼ違いが分かるほどの差ではありません。
それよりも気になるのはバンドの着け心地です。どちらも同じシリコン製バンドなのですがHUAWEI Band 6に比べrealme Band 2のバンドは薄くて硬いので着け心地が悪いです。
私は低価格のスマートウォッチの外観には質感よりも軽さや付け心地を重視するので、もう少しバンドにも気を遣ってほしかったです。
操作性
どちらもストレスない程度にはスルスル動きます。realme Band 2は一部アニメーションはありませんが、変にアニメーション効果をつけて動作性を損なうよりは良いと考えます。
気になったのは、realme Band 2は物理ボタンが無い代わりにタッチセンサーが搭載されているのですが、私は使っていて感度がそこまで良くありませんでした。画面起動の際にもセンサータッチが必要なのでストレスがあります。
機能比較
ヘルスケア機能
HUAWEI Band 6 | realme Band 2 | |
---|---|---|
心拍測定 | 〇 | 〇 |
睡眠分析 | 〇 | 〇 |
ストレス測定 | 〇 | △(単発) |
血中酸素濃度測定 | 〇 | △(単発) |
呼吸エクササイズ | 〇 | 〇 |
女性の周期機能 | △(Androidのみ) | 〇 |
座りすぎリマインダー | 〇 | 〇 |
HUAWEI Band 6は心拍測定、睡眠分析、SpO2(血中酸素濃度)測定、ストレス測定が自動測定対応。一方でrealne Band 2はストレス測定、SpO2測定は手動測定になります。
また睡眠分析についてもrealme Band 2が睡眠時間と全体スコア、睡眠時の心拍数表示だけなのに対し、HUAWEI Band 6は熟睡時間や呼吸の質、睡眠全体を点数化し、アドバイスをくれる事からも有益な情報をくれます。
このことからもヘルスケア機能はHUAWEI Band 6の方が優秀です。
ワークアウト機能
HUAWEI Band 6 | realme Band 2 | |
---|---|---|
種類 | 96種類 | 90種類 |
GPS | × | × |
本体保存 | 24種類 | 14種類 |
どちらもワークアウトの種類もそれほど数は変わらず、どちらもGPS等の測位位置システムは非搭載ですがウォーキング・ランニングの計測項目に違いがあります。
HUAWEI Band 6はVO2MAXや心拍数・ペース・ケイデンスの推移などが計測可能なのに対し、realme Band 2にはありません。スマートウォッチを使って、ランニング・ウォーキングしたいという人にはHUAWEI Band 6がおススメです。
その他機能
HUAWEI Band 6 | realme Band 2 | |
---|---|---|
タイマー | 〇 | 〇 |
アラーム | 〇 | △(設定はスマホで) |
ストップウォッチ | 〇 | 〇 |
スマホを探す | 〇 | 〇 |
天気 | 〇 | 〇 |
音楽コントロール | △(Androidのみ) | 〇 |
リモートカメラ | △(EMUI8.1以降の機種のみ) | 〇 |
フラッシュライト | 〇 | 〇 |
イベントリマインダー | × | 〇 |
水分リマインダー | × | 〇 |
IoT家電操作 | × | △(日本で家電が展開されてない) |
その他の機能はrealme Band 2が充実しています。特に水分リマインダーやイベントリマインダーは低価格帯のスマートウォッチには搭載されているものは少ないので、こういう機能が欲しい人にはお勧めです。
電池持ち
使用条件は平等に出来ないので、正確な比較は出来ませんが、ワークアウト無しでハード目に使用した場合、HUAWEI Band 6は9日〜10日、realme Band 2が7日〜8日となり電池持ちの点ではHUAWEI Band 6に軍配が上がります。
HUAWEI Band 6は急速充電にも対応しているので、充電周りも充実しています。
価格
現在AmazonでHUAWEI Band 6は約7500円、realme Band 2が約5900円です。realme Band 2の方が約1600円安いです。
まとめ
私がこの2つでどちらをおススメするかというとHUAWEI Band 6になります。
HUAWEI Band 6の方が約1600円高いですが、値段差以上にディスプレイ、外観、機能性、動作性、電池持ち、どれに関してもトータルバランス的に優れています。realme Band 2にしかない機能もありますが、ヘルスケア・ワークアウト機能に優れているHUAWEI Band 6の方が価値があると私は考えます。
やはりrealme Band 2はもっとヘルスケア機能を強化した方がいいと思います。水分リマインダーやイベントリマインダー、IoT家電操作は珍しい機能ですがあくまでこれらはあったらいいなという機能で、低価格のスマートウォッチに求められるのはヘルスケア機能の充実だと私は思います。